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地上デジタル放送VHF/UHF編
Q1. 地上デジタル放送とは、どのようなものですか?
A1. 2003年12月1日、関東・近畿・中京の3大広域の一部地域で放送が開始されました。その後各地域に順次拡大されています。
地上デジタル放送では、高画質、高音質のハイビジョン放送で番組が放送されています。
データ放送や字幕放送などのサービスが充実されるなど、高齢者や障害者にもやさしいサービスの提供がされています。
地上デジタル放送VHF/UHF編
Q2. 地上デジタル放送の放送状況は?
A2. 2006年12月末ですべての都道府県庁所在地で地上デジタル放送が開始されています。
さらにこれからは、日本全国をカバーする為に、続々地上デジタル放送(サテライト局)が開局されていきます。
地上デジタル放送の詳細や放送エリアの目安、地域のサテライト局の開局情報などは、(社)デジタル放送推進協会(Dpa)のホームページをご覧下さい。最新情報が掲載されています。
2010年9月末で地上デジタル放送の全国平均の世帯普及率は90.3%となりました。 3月末の83.8%より6.5%伸びました(政府発表)
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Q3. 地上デジタル放送では、ゴースト障害(画像が2重、3重の多重になる障害)は出ないのですか?
A3. 地上デジタル放送ではこれまでの地上アナログ放送であったようなゴースト障害は画面に現れません。
ただし、受信状況が悪いとモザイク状(ブロックノイズ)が画面に頻繁に現れたり、画像が全く映らなくなる場合があります。
チャンネルにより、映るチャンネルと映らないチャンネルがある場合には、アンテナ等で受信状況を改善してみてください。
地上デジタル放送を安定して受信するには、性能の良いアンテナを正しく設置して下さい。
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Q4. 現行の地上アナログ放送はどうなるのですか?
A4. 現在の地上アナログ放送は2011年7月まで継続されますが、それ以降は終了する予定です。
2011年7月24日までに地上デジタル放送完全移行の予定です。
※ 2011年7月に停止されるのはテレビのアナログ放送(地上波アナログ、BSアナログ)です。 現在放送しているFM放送、AM放送は終了の予定は政府より発表されていません。
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Q5. 地上デジタル放送は今までのテレビで見ることができますか?
A5. 今お持ちのアナログテレビで地デジを視聴する場合は、別途、地上デジタル放送対応のチューナが必要となります。 これをご利用いただくと従来のテレビでも地上デジタル放送が楽しめます。
※簡単操作可能な地上デジタルチューナ(BSデジタル兼用)も発売されています。弊社ではDTC110がございます。
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Q6. 地上デジタル放送は有料ですか?
A6. 民間放送局による放送は基本的に無料です。NHKは受信契約が必要です(地上デジタル、地上アナログ放送問わず。 既に契約済みの方はあらたな契約は不要です)。
地上デジタルチューナ等に同梱されている専用のカード(B-CASカード)はチューナに装着が必須です。 BSデジタル兼用地デジカード(赤カード)はB-CASセンターへの登録が必要(無料)です。
2010年4月1日現在、地デジ専用カード(青色のB-CAS)カードは登録が不要となりました。(機器への装着は必要)
B-CASカードに関する詳しいことはB-CASセンター(株式会社 ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ様)へお問い合わせ下さい。

民間放送局でもWOWOWなどの一部有料放送事業者もあります。料金、契約などは有料放送事業者へお尋ね下さい。
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Q7. 地上波デジタル放送はBSデジタル放送と異なるのですか?
A7. 地上波デジタル放送は地上の放送局からUHFで放送されています。各地域の放送局にアンテナの向きを合わせ受信します。 日本全国で1000局以上の放送局があります。
BSデジタル放送は放送衛星(赤道上空36000Km)より放送されています。放送衛星の方向は全国でおおよそ南西です。 ただし受信する地域により、方位角と仰角が異なります。BSパラボラアンテナで衛星からの電波を受信できる範囲は数度以内です。 方向調整は地デジよりも正確さが必要です。
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Q8. 今、使用しているUHFアンテナで地上デジタル放送は受信できますか?
A8. 地上デジタル放送はUHF帯域で放送されます。現在お使いのUHFアンテナが、お住まいの地上デジタル放送局の受信チャンネルに対応していればそのまま使えます(アンテナの向きは、地域により合わせる必要があります)。 対応していない場合(機種によります)は、UHFアンテナの交換が必要です。現在のアナログ放送の送信所と地上デジタル放送の送信所が異なる場合、アンテナの向きの調整が必要です。
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Q9. 室内アンテナでも地上デジタル放送は見ることができますか?
A9. 電波の強い地域では、室内アンテナでも受信ができます。ただし、電波の強い地域でも電波の受信条件や建物の状況により使用できない場合もあり注意が必要です。 室内で受信が出来ない場合には、防水タイプの室内型アンテナであれば外に設置してみて、受信状況を改善してください。 地域や設置場所、周囲の建物の状況により受信状況が大きく影響します。
室内での受信の場合、人間が部屋の中を動くと電波の反射状況が変化し、場合によっては映像が途切れる場合があります。 部屋の中でも電波の比較的良い場所や悪い場所があります。
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Q10. 共同受信施設に住んでいます。地上デジタル放送は見ることができますか?
A10. 共同受信施設が地上デジタル放送に対応した設備になっている必要があります。 個別の状況は共同受信施設の管理者(地域の共同受信管理者)へお問い合わせいただくことをお勧めします。
また、マンションなどの共同受信施設で地上デジタル放送の対応がされていないような場合、現在のアナログ放送が停止されますので、長期修繕計画と同様に改修の計画をお勧めします。
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Q11. 地上デジタル放送はVHFのアンテナでは受信できないのですか? BSデジタルアンテナでも受信できないのですか?
A11. 地上デジタル放送はUHFで放送されています。他の種類のアンテナ(VHFアンテナやBSアンテナ)では受信できません。 必ずUHFアンテナで受信してください。
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Q12. 地上デジタル放送には今までの配線は使えますか?
A12. 基本的にUHF対応であれば使用できます。築年数が古い場合、確認の必要があります。 ケーブルが細い(3C-2V)などは減衰量が多く、地上デジタルに好ましくありません。 同軸ケーブルは5C-2V(UV用)、S-5C-FB(UVとBS/CS共用)をお勧めします。一度点検をお勧めします。 あるいはお近くの電気店などにご相談下さい。
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Q13. 家の壁のテレビコンセント、屋内の分配器などは地上デジタル放送に使えますか?
A13. 基本的にUHF対応であれば使用できます。 また、BS対応の機器(分配器、テレビコンセント等)になっていれば原則UHFにも対応しているので、そのまま使えます。 築年数が古い場合、ご使用中の機器の確認の必要があります。
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Q14. 今使用中にVHFのアンテナに地上デジタル放送用のUHFアンテナを追加したいのですが、どれくらいアンテナの間隔を離せば良いですか?
A14. アンテナマストに設置するときには、アンテナ同士の間隔をUHFとVHFアンテナでは、1m程度、 UHFとUHFアンテナの場合は75cm程度離してください。 アンテナ同士が接近すると性能が十分に発揮できません。アンテナを複数台マストに取り付けると風の影響を受けやすくなります。 倒れないようにしっかりとした工事をしてください。屋根の上の作業は危険なので、アンテナ工事の事業者に工事をご依頼下さい。
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Q15. 地上デジタルの信号を増幅する為にブースタを付けましたが、地上デジタルチューナのレベル表示(テレビのレベル表示)が高くなりません。ブースタの故障ですか?
A15. 地上デジタルチューナのレベル表示(テレビのレベル)は絶対表示(単位のある表示)ではありません。表示される値は電波の強さではなくて、質(信号と雑音の比率)を表している場合がほとんどです。
ブースタを使用しても質はそのままの為、表示される数値は上がりません。ブースターを使用すると機種によっては低く表示される事があります。あくまでも表示上の相違です。
機器の表示(数値)は、同じ信号レベルが入力されていても、地上デジタルチューナ等のメーカーやTVメーカーによって、異なります。

※ブースターを設置して、テレビの受信レベル表示が低く表示されても、必ずしもブースタの故障とは限りません。専門の業者様が持っている専用の測定器であれば確認が可能です。確認の必要がある場合には、専門の工事業者にご依頼下さい。
テレビのレベル表示が「40」と表示されていて、それに35dBの増幅のブースターを入れても、「40」+35db=75にはならず、「40」+35dB=35とか、40になります。(数値は参考例)
ブロックノイズ(モザイク状)が出る前にブースターを設置してください。

<重要>ブースターは同軸ケーブルを長く使用して信号が弱くなる場合(ブロックノイズが出る)や分配して信号が弱くなる場合の補償に使います。ブースターの位置は、信号が弱くなる前に設置します。信号が弱くなってからブースターを使用しても効果が低いです。分配器の前やアンテナに近い位置に取り付けます。
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Q16. 異なった方向の放送局を1本の同軸ケーブルに接続できますか?
A16. アンテナの方向と受信チャンネルが異なる場合、混合器を使用することにより混合できます。 混合器は使用するチャンネルにより種類があります。適合している専用の混合器を選んでください。地域の応じた混合器が発売されています。
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Q17. 個別でアンテナを設置しています。10年程度経ちましたがそのまま使えますか?
A17. 長期間に渡ってアンテナ等を設置の場合、金属部分の錆や設置上の緩みが生じている場合があります。安全にご使用のためには定期的な点検をお勧めします。 劣化や腐食は激しい場合、アンテナを含めた交換をお勧めします。同軸ケーブルなどには、ひび割れなどが生じて、水分が入り、信号の劣化に繋がります。 ひび割れていたら、交換をお勧めします。点検等は専門の工事業者へご依頼下さい。
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Q18. 地上デジタル放送用のアンテナの設置する場合に注意する点は?
A18. 地上デジタル放送は送信局(送信所)により、水平偏波の電波の場合と垂直偏波の電波の場合があります。 受信する際には、アンテナをその放送局の偏波に合わせる必要があります。

一般的な八木式アンテナ(魚の骨タイプ)で、素子が地面と水平の場合は水平偏波、素子が地面と垂直の場合は垂直偏波を受信しています。

アンテナのカタログ等の備考(仕様)欄には、水平偏波専用、垂直取付穴有・垂直取付可(水平・垂直兼用)等の記載があります。アンテナの機種によっては、どちらか一方(水平偏波専用)の場合もあります。
購入前に、受信する地域でアンテナが放送局の偏波に合致するか確認下さい。

確認方法ですが、ご近所のアンテナと同じ向きと合せる。または、各放送局への確認となります。
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Q19. 現在ケーブルテレビに加入していますが、地上デジタル放送は見れますか?
A19. まずはご加入のケーブルテレビ局で地上デジタル放送がサービスされているかどうかをお問い合わせ下さい。
ケーブルテレビ局により、一般の地上デジタル放送対応機器(TVやハードディスク付DVD等)がそのまま使える(パススルー方式)タイプと、ケーブルテレビ局より借り受けるアダプター(セットトップボックス)を使用してご覧になるタイプがあります。
ケーブルテレビ局により信号サービスの提供方法が異なりますのでご確認下さい。
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Q20. ワンセグってなんですか?
A20. 地上デジタル放送のサービスのひとつで、ワンセグに対応した受信機(携帯電話、カーナビ、小型のテレビ)で視聴できます。 特徴として、小さい画面に適した内容となっています。 一般的にワンセグの方が地上デジタル放送よりも電波の弱い場所でも受信が可能なように工夫されています。
尚、ワンセグが受信できても地上デジタル放送が受信できないことはあります。 その場合、性能のよい地上デジタルアンテナ(UHF)で受信状況を改善させて下さい。
※地上デジタル放送は1つのチャンネルを13個のセグメントに分割して放送しています。 そのうちの12セグメントの部分を一般の地上デジタル放送が使用し、のこりの1セグメントをワンセグに使用します。 このことから、ワンセグと呼ばれています。
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Q21. その他の注意点
A21. 高齢者や地デジに詳しくない方を狙った地デジ詐欺の発生も報告されています。 不審な訪問や不明な請求などがあった場合には、ご近所や地域の方に相談下さい。 被害にあった場合には、最寄の警察署、消費者センター、消費者庁、国民生活センターなどに相談下さい。

参考(消費者庁へのリンク)
地上デジタル放送に関する悪徳商法に遭わないためのアドバイスと対策マニュアル(平成22年7月30日発表)

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